日暮里・舎人ライナー沿線ラン練習会報告
日暮里・舎人ライナーの名前は聞いたり、別の練習会で線路の下を横切ったことはありますが、利用経験はなかなかない品走メンバーが多いこの路線の乗車体験+沿線ランという練習会を開催しました。日暮里・舎人ライナーは、荒川区の日暮里駅から足立区の見沼代親水公園駅までを結ぶ都営交通で、2008年3月30日に開業した無人運転の路線です。路線はほぼ全区間に渡って尾久橋通りの直上を通る全長9.7㎞、13駅を5両編成で結んでいます。時刻表を見ると、多い時間は約4分おきに運行しているようです。
今回、まずは日暮里駅から見沼代親水公園駅まで先頭車両に乗車し、自分たちが戻ってくる沿線の景色を高架から眺めながら約20分の旅を楽しみました。
ランニングは日暮里・舎人ライナーの終点、13駅目である見沼代親水公園駅から駅をカウントダウンする形でスタート!
このあたりは低層あるいは戸建ての住宅街で尾久橋通りの車通りもそれほど多くない印象です。
スタートしてすぐに、見沼代親水公園駅近くにある舎人氷川神社に立ち寄りました。
この神社は鎌倉時代初期の1200年に創建された神社で、社殿は正面の建物の裏にあり、昇竜や降竜、唐獅子、牡丹などのほか、八岐大蛇(やまたのおろち)退治、天の岩戸開き、天孫降臨といった神話の様子が浮彫にされている見事な彫刻ではあるものの、四方柵で頑丈に覆われていて写真には見事な彫刻はおさめられませんでした。
次に12番目の舎人駅
舎人駅を過ぎると都立の総合公園の舎人公園があり、そのB地区にある2キロのランニング周回コースを走りました。
アップダウンがある2キロコースで、家の屋根くらいしか眺望のない高台の下には、日暮里舎人ライナーの車庫が隠れているとのことでした。この足の下が車庫です。
いったいどこから電車が車庫に入るのか??
見つけました!舎人公園駅から車庫への引き込み線が出ていました。
11番目の舎人公園駅
10番目の谷在家駅(やざいけ)
9番目の西新井大師西駅。ここから西新井大師は1.2㎞の距離ですが、今回はパス。
西新井大師西駅を過ぎると、普段多くの品走メンバーにとっては東京の西の方で馴染みのある環七を渡りました。日暮里・舎人ライナーは環七通りを横断します。環七を過ぎたあたりから尾久橋通りの交通量も少し増え、建物も中層階のものが増えてきたように感じます。歩道はまだ広いです。
8番目の江北駅(こうほく)
7番目の高野駅(こうや)
6番目の扇大橋駅
扇大橋駅を過ぎると荒川を越える扇大橋を渡ります。左手にはスカイツリー。日暮里・舎人ライナーは大きなアーチを描いた頭上の橋の上を走っています。
荒川を渡ってすぐ、5番目の足立小台駅(あだちおだい)。この駅の逆端には隅田川が流れています。
4番目の熊野駅。この駅の前には都電荒川線が走っていて、写真の左右にはそれぞれ都電荒川線熊野駅のホームが道路上にありました。
3番目の赤土小学校前駅(あかどしょうがっこうまえ)。ここまで来るとあと少し!
山手線沿線の駅に着く前に明治通りにあたりました。東京の西側の明治通りは山手線の内側にありますが、東側では外側を通っていました。ここまでくると尾久橋通りも両側高い建物に挟まれ、明治通りを越えると歩道も道も狭く(錯覚?)感じました。
いよいよあと2駅!2番目の西日暮里駅です。
そして1番目の日暮里駅に到着!! 参加の皆さんお疲れさまでした!!
全13㎞、観光含めた約2時間の行程でした。