「菖蒲と昭和と松」練習会報告
菖蒲と昭和と松練習会に参加された皆さま、おつかれさまでした。
今回のコースは、JR金町駅を出発して水元公園に立ち寄り、江戸川沿いの遊歩道を南下して柴又帝釈天に立ち寄り、更に江戸川沿いを南下して小岩菖蒲園に立ち寄り、江戸川を千葉側に渡ってアイ・リンクタウンの展望台に登り、東京側に戻って善養寺の影向の松(ようごうのまつ)を見物し、昭和通りを北上してJR小岩駅でゴールという、見どころをいろいろと詰め込んだ欲張りなものでした。
当日の天候は、昼頃から少し日が差し始めて暑くなるのが懸念されたのですが、結局走っている時間はほとんど曇ってくれて快適に走ることができました。
まずは金町駅から少し走ったところにある南蔵院「しばられ地蔵尊」です。願い事がある人は荒縄でお地蔵さんを縛って、かなえられたらほどくという一風変わったお地蔵さんです。荒縄でぐるぐる巻きになったお地蔵さんがいて、願いがまだかなってない人がこんなにいるのか、と思いましたが、よく考えたらどれが自分の結んだ縄かわかんなくなりますよね、これ。
しばられ地蔵の隣にある「出世牛」。またがると出世しちゃうそうです。
次はしばられ地蔵尊のすぐそばの、品走でも何度か行ったことがあるとても大きな公園の水元公園です。今回は花菖蒲と紫陽花が目当てです。
ここの紫陽花はとてもカラフルなのが特徴的。単色が一面にあるのも迫力がありますが、こういうのも楽しいですよね。
花菖蒲はいまが真っ盛りということで水元公園では「葛飾菖蒲祭り」がおこなわれており、けっこうな人出でした。
水元公園では葛飾区の金魚の展示場にも寄りました。写真を撮り忘れましたが、高そうな金魚がいっぱい泳いでいました。
水元公園をはなれて江戸川沿いに走ると、東京の東側に水道水を供給している金町浄水場の「とんがり帽子の取水塔」が見えてきます。「寅さん」や「こち亀」にも登場した有名な施設です。奥にあるのが少し時代が新しい「丸帽子の取水塔」。
そして、矢切の渡し付近で江戸川をいったん離れ、柴又駅へ。さくらに見送られる寅さんたち。
帝釈天の参道を通って二天門へ。彫刻が見事です。境内の松も立派。
再び江戸川沿いに出て、ひたすら南下すると、小岩菖蒲園です。見頃の花菖蒲が一面に広がっていましたが人出は大したことはありませんでした。駅も近いのにけっこう穴場ですね。
江戸川を千葉県側にわたって、市川駅直結のタワーマンションの展望施設「アイ・リンクタウン」に上りました。地上150メートルの高みから都内全域が見渡せます。
再び東京側に戻って善養寺の影向の松へ。モンスター級の広がりを持つ松ですが、先端に至るまでとてもよく手入れされていて状態がよさそうなのが素晴らしいです。
境内にある他の木の様子からも、かなり手をかけて丁寧に世話をされている様子がうかがえます。
小岩駅に向かう昭和通りの入口にある「わたでん」という電気屋さん。壁一面に飾ってあるガラケーはもはやアートの域です。
昭和通りを駆け抜けて、小岩駅前でゴール!
小岩駅の名人横綱栃錦像でお開きとなりました。
その後、立石の銭湯「アクアドルフィンランド」まで走って入浴しました。特にアクアドルフィン感はなく、いたって普通の銭湯でした。
そして最後の水分補給は、酒飲みの聖地立石にある、こだわりの日本酒の名店「さくらい」です!定休日を貸し切り状態で楽しませてもらいました。
こちらはまさに日本酒ワンダーランドでした!
次々と繰り出される珍しい日本酒と店主の蘊蓄、そして走り終わった後の回復に効く、優しい味でたんぱく質豊富な料理の数々!大満足のひと時でございました。
ごちそうさまでした!!
ありがとうございました。蘊蓄辛かったかも