善福寺川を走る15㎞ラン 分科会報告
善福寺川を走る15㎞ランに参加された皆さま、おつかれさまでした。
今回は、善福寺川を川沿いに神田川まで走る15㎞のワンウェイコースでした。
善福寺川は東京都杉並区の善福寺池を源流とし、杉並区内を南東に流れて神田川に注ぐ延長約10.5㎞の一級河川です。川沿いには武蔵野の面影を残す木立が整備された遊歩道が続く善福寺川緑地があり、自然を楽しむことができました。信号と見どころがほとんどないコースなので、ひたすら走り、レースシーズン前の練習目的で参加された方もいました。
JR西荻窪駅をスタートし、まずは駅から1㎞ほどの善福寺公園に向かいました。

善福寺公園にある善福寺池を周回。池に流れ込む遅野井滝は源頼朝の逸話のある滝です。



善福寺池には大きなサギがいたり、ボート遊びをする人がいました。


ここから善福寺池の水が善福寺川に流れ込んで川がはじまっていました。


川は、住宅街を蛇行し流れ、その脇にはずっと歩道が続いていました。
川の水面には、シロサギやカモが数100メートルおき位に、立っていたり泳いでいました。

途中、鳥に詳しい参加者がカワセミを発見。背中の青がきれいなカワセミは私たちの行先を案内するかごとく、飛んでは止まり、飛んでは止まりと、川の中を飛んでいました。
分かりずらいですが、梯子の下から三段目の左端にカワセミが止まっています。

住宅街をしばらく走った後は緑地が続き、緑の中を走りました。

途中、公園の中に非常に大きな望遠カメラを構えた人が二人ほどおり、それを見た鳥に詳しい参加者が、オオタカが木の上にいるということを教えてくださり、皆さんとしばしオオタカ探しをし、ほとんどの参加者がオオタカを見つけることができました。こちらの写真の中央の木の上に、グレーと少し右に白が見える三角△の形をした物体がオオタカとのことです。見つけられますか?(笑)

緑の緑地を走っている時には、川の中にはサギやカモなどの鳥は見かけなかったのですが、また住宅街にはいると現れました。


ゴールが近くなって環状七号線に出ると、川沿いにユニークな建造物が目の前に現れました。立正佼成会の建物で、広大な敷地で中に入れたので、入ってみました。
仏教系ということで、菩薩像が透明のケースに祀られていました。



そして、善福寺川もここで終わり。神田川と合流です。右側が善福寺池から流れている善福寺川、左側が吉祥寺の井の頭池から流れている神田川です。
この合流地点の先にある、中野富士見町駅で今回の分科会を終了しました。

皆さん、長距離お疲れさまでした。
