【秋のロングハイク】鞘口峠から武蔵五日市までハセツネコースを歩く40km 報告
来る10月13日開催のハセツネカップ(日本山岳耐久レース、71.5km、24時間以内)のコース下見を兼ねて、長距離トレイルを歩いて基礎体力を積み上げ、加えて夜の山行も楽しんじゃおうと企画したイベントを実施しました。
ハセツネの後半部分、「鞘口峠~月夜見山~御前山~大ダワ~大岳山~御岳山~日の出山~武蔵五日市中学校」を約11時間かけて歩きました。御前山と大岳山のボスキャラ以外(ちなみに大ボスキャラは前半部分の三頭山)は下り基調のトレイルが続くコースです(登り1,733m、下り2,526m)。
今回は参加者が少ないことから、自家用車で武蔵五日市駅に向かったところ、地元のお祭り「阿伎留神社例大祭」が盛大に開催されており、駐車場が満車のため予定のバスに乗車できないというハプニングがありました。次のバスで都民の森に移動したため、1時間遅れの10時30分にスタートしました。ちなみにハセツネ本戦2週間前だからか、駅前は下見のトレイルランナーで溢れ、「今日がレース当日か?」と錯覚するほどでした。
都民の森の気温は20℃、生憎の小雨模様の中「鞘口峠」へ。そこからハセツネコースに入り、本戦第二関門の「月夜見山第二駐車場」を通過しました。ここから「御前山」へのアプローチが始まります。今年はヤマグリの生り年のようで、足元は一面のクリだらけ。それを拾うニホンザルに何度も遭遇しました。御前山から雨脚が強まりレインウエアを着用、足元がどんどんぬかるむ中、「大ダワ」でトイレを済ませ、最後の難所「大岳山」の岩場を攻略して御岳山を目指しました。林内は暗く17時前にはヘッドライトを点灯し、17時30分に武蔵御岳神社に到着しました。日の出山から武蔵五日市中学校まで、眼下に町灯りを見ながら真っ暗な金毘羅尾根を2時間30分かけて下り、無事にイベントを終了することができました。
小雨の都民の森。肌寒い。
鞘口峠。ハセツネコース、後半の始まり。
最初のボスキャラ。御前山。
岩場の難所。大岳山。
林床は暗い。ヘッデンを点灯。
雨の武蔵御岳神社に到着。
武蔵五日市駅に到着。お疲れさまでした。