品川の巨木めぐり練習会報告

品川の巨木めぐり練習会に参加された皆さま、おつかれさまでした。

昨秋に都心の巨木めぐりと題して、港区周辺の巨木、名木をみてまわりましたが、それの品川区周辺バージョンです。
コースとしては品川走遊会ではおなじみな感じの場所ばかりですが、今まではそばを走っていてもあまり意識されていなかったであろう、巨木に注目してみようという企画です。

当日はお天気が良く日差しが強かったですが、蒸してはいなかったのでまだ走れましたね。これからの季節が心配です。

大井町駅を出発して、まずは仙台坂のタブノキです。立派なタブノキでかなり目立つ場所にあるので、ご存知の方も多いと思います。

次は目黒川のそばにある稼穡稲荷のイチョウです。小さな敷地にひっそりと生えているのですが、大きいだけではなくてとても形がよく、元気のあるイチョウです。

次は法禅寺のイチョウ。こちらもなかなか形の良い立派なイチョウです。今回めぐった巨木はほとんどがイチョウだったのですが、その中では珍しくメスのイチョウでした。秋になると大量のギンナンが根本に散らばる、生命力を感じさせる名木です。

次は旧東海道をずっと南下して、品川寺(ほんせんじ)のイチョウです。こちらは古木ならではの味わいを感じさせる佇まいです。夜になったらなんかしゃべりだしそう。

しながわ花街道を通り抜け、浜川砲台にちょっと立ち寄り。

昨年改修工事が終わったしながわ区民公園のプチトレイルを走ってから、江戸時代に罪人を処刑した鈴ヶ森刑場跡を見物。火炙りや磔用の柱を立てたあとやら、切り落とした罪人の首を洗った場所とか、なかなかの血なまぐさ加減です。なにか写ってしまいそうなので写真は控えました。

暑くなってきたのでガリガリ君タイムを挟んだ後、磐井神社のイチョウです。本日唯一の大田区の木です。大田区はあまり樹木には熱心ではないのか、残念ながら解説の表示が見当たりません。かなり立派な木なんですけどねえ。

今はイトーヨーカドーが建っているスーパードライ発祥の地に立ち寄り。

定番の「品川」モニュメントで写真撮影。

次は4月にリニューアルオープンしたばかりの品川歴史館です。練習会直前まで知らなかったのですが、当日の5月18日は「国際博物館の日」なのだそうで、全国の博物館が特別な企画をしたり、無料になったり、割引料金になったりする日なのでした。
品川歴史館もこの日は無料。といっても普段は100円なのですが。
館内はこじんまりとしていますが、古代から現代にいたるまでの品川区の歴史がよくまとまっている展示でした。

そして最後は光福寺のイチョウです。幹事の「推し巨木」であります。圧倒される大きさ、長い歴史を感じさせる風格、今なお大量の葉が茂る生命力、素晴らしいですね。この木は何度も見ていますが、訪れるたびに感動します。
「ジブリの映画に出てきそう」という声が聞かれましたが、トトロとか住んでそうですよね。

大井町駅に戻った後はすえひろ湯→くいもの屋わんで水分補給、という流れでした。
お疲れさまでした!

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