【トレイル分科会】名栗湖周辺トレイル26km(さわらびの湯スタート&ゴール)

名栗湖周辺トレイル分科会参加の皆様お疲れ様でした。

また、幹事の記憶違いで思わぬコースを走らせてしまいスイマセンでした。
最後は全員疲れ果て、トレイルを走る気力も失せ、ロードでの下山となりました。ロードも15km弱あり、これはこれで結構疲れました。お風呂の営業時間が午後6時までと縛りがあったので、冷や汗ものでしたが、何とか営業終了1時間前には到着でき、無事に入浴できたのが幸いでした。

それでは、色々な意味で辛かった今回のトレイル分科会を写真でふりかえってみます。


こちらが予定していたトレイルコース。
さわらびの湯~棒ノ嶺~槇ノ尾山~長尾丸山~日向沢の峰~仁田山~有間峠~有間山~橋小屋の頭~蕨山~藤棚山~大ヨケノ頭~金比羅山~さわらびの湯に戻ってくる全長約26kmのコースです。

 

実際に走ったのがこちら↓↓↓。緑が予定していたコース。ピンクが実際に走ったコースです。
仁田山を超えたところでコースアウトし、道なき道を彷徨ってしまいました。結局元のコースへ戻ったものの、気力が失せ、有間峠からは林道を下ってさわらびの湯まで戻ってきました。

 

実際に走ったコースをグーグルマップで表示してみました。

 


名栗湖(有間ダム)をバックにスタート前の1枚。この時は後から起こるハプニングを誰も想像していませんでした。


名栗湖(有間ダム)はとても景色の素晴らしい湖です。


白谷沢登山口。ここから棒ノ嶺を目指します。昔はここに湧き水があったのですが閉鎖されていました。
棒ノ嶺までは3.3kmですが、走れる場所はほぼないので、すべて歩きとなります。


渓流沿いを登っていきます。とても雰囲気のあるところで素晴らしい場所です。

 


棒ノ嶺までは「関東ふれあいの道」になっているので標識もわかりやすく迷う心配はありません。


渓流の岩場をロープを伝って登る場所もあります。


下からのアングルだと急さがわかりますね。(写真はケンちゃん提供です)


こんな階段地獄も待っています。


別の関東ふれあいの道の分岐点でもあるゴンジリ峠に到着。棒ノ嶺まで0.5kmですが、ここから結構しんどい登りが待っています。昔はここから階段地獄が待っていましたが、今は山道自然回復のため、階段は撤去されていました。


棒ノ嶺(969m)に到着。ここからの見晴らしは最高です。


長尾丸方向へ行きますが、ここからは「関東ふれあいの道」ではなくなるので、標識もまばらで、手入れもされていないので、道に迷いやすいので要注意です。


棒ノ嶺のお隣「槙ノ尾山」を通過。まだ順調です。


槇ノ尾山を過ぎ、長尾丸山~日向沢の峰の間にガツンと登る場所が2か所出てきます。


写真ではわかりづらいですが、結構な斜度です。


今回の最高地点、日向沢の峰(1356m)に到着。


日向沢の峰の目印となる、幹にすっぽり穴があいた巨木。写真右にある、なだらかなコースを走っていきます。


道に迷う第一のチェックポイント。写真右下にある「有間山」の標識方向へ進みます。気を付けないと曲がるポイントを見失います。ここのポイントは覚えていましたが、今回コースアウトの原因となった次のチェックポイントをすっかり忘れていました。


ここも見晴らしのよい場所。正面に見える鉄塔も通過してきました。ちょうど半円を描くように走ってきています。ここから先で、今回のトラブルの原因となるコースアウトが発生します。


最初にも出した今回のコース図。緑が予定のコース。ピンクが実際に走ったコースです。仁田山の先で右に曲がらなくてはならない場所を直進してしまい、道なき道を彷徨いました。


1時間弱ほど彷徨い、ようやく有間峠まで戻ってきました。ここで気力が失せ、残りはロードで下山することになりました。


下の写真のピンク色のロードを名栗湖まで戻ります。この時点では何キロあるかわかりませんでしたが、結局は15km弱のロードでした。


ロードは有間川と平行になっている場所が多く、所々渓流がお目見えし、涼しさも感じました。


本来ならこの滝の上を走っていたはずなんですが。


飽きるほど長いロードを走り、無事名栗湖へ戻ってきました。このあと、さわらびの湯まで走り、お風呂も間に合い、無事帰宅することができました。参加の皆様お疲れ様でした。色々とご迷惑をおかけしました。

 



【おまけ】

今回走った「有間ダム」についての豆知識です。
ダム博士のケンちゃんから「有間ダム」の説明を受け、ちょっと調べてみました。

「有間ダム」はトンネル式洪水吐きを採用し、自然越流式の洪水吐があり、ゲートを設けない構造。洪水吐導流部は地形の制約から、トンネル式を採用。越流した水はトンネルを通って下流に放流される。NATM工法で施工されており、NATM工法で施工されたものとしては日本最初のトンネル式洪水吐。

と、一般財団法人日本ダム協会サイトに載っていました。

文書ではわかりずらいので、ケンちゃん提供の写真を見て説明します。
ある一定の水位に達すると、水がトンネル部分へ流れ出し、排水される仕組みだそうです。下の写真(ケンちゃん提供)が水が満杯になり、トンネルへ排水されている様子です。


このトンネルを横から見るとこんな感じです。

【トレイル分科会】名栗湖周辺トレイル26km(さわらびの湯スタート&ゴール)” に対して2件のコメントがあります。

  1. エミコ より:

    「迷ったら下ってはいけない、必ず登り返すこと」
    耳にタコができるくらいkita-sanに言われてました。
    まさか、自分たちが、、、、
    辛かったけど、教訓通り間違えた所まで登り返しました。
    キンニ君、Kenちゃん、ありがとうございました。

  2. ken より:

    皆様お疲れ様でした。
    迷った時は若干焦りましたが(´θ`llll)
    楽しい一日でした。

    迷ったら引き返す。水をのみおちつく。

    教訓ですね(笑)

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